顕彰事業

絹谷幸二芸術賞について

絹谷幸二芸術賞は、洋画家で2021年に文化勲章を受章した絹谷幸二の思いからうまれた若手画家を支援する制度です。

次代をになう若手作家の活躍をサポートし、美術界のさらなる発展につながる活動を目指します。

公式ホームページ:絹谷幸二芸術賞

絹谷幸二芸術賞(産経新聞社共催)

歴代受章者

2023年第1回大賞
奨励賞
近藤 亜樹
大小島 真木
2024年第2回大賞
奨励賞
川田 知志
弓指 寛治
2025年第3回大賞
奨励賞
審査員特別賞
浅野 友理子
大東 忍
松元 悠

第3回 開催概要

タイトル第3回 絹谷幸二芸術賞
平面絵画の可能性を探る~次代を担う新進アーティスト発掘!
主催絹谷幸二芸術賞実行委員会
産経新聞社
公益財団法人絹谷幸二美術財団
共催チャーム・ケア・コーポレーション
協力サクラクレパス
ミキハウス
選考方法同賞実行委員会が選出した推薦者(全国の美術館学芸員、大学教授、美術関係者、ジャーナリストなど)にそれぞれ作家1名の推薦を依頼。その推薦された資料をもとに第一次審査を実施し、選出された数名程度から最終審査で大賞・奨励賞および審査員特別賞の3名を選出する。
対象・40歳以下(2025年1月1日現在)
・国籍不問、ただし日本国内在住に限る
・平面絵画作品を発表していること
・大賞  1名 賞金 100万円 副賞
・奨励賞 1名 賞金 50万円   副賞
・審査員特別賞 1名 賞金 30万円   副賞
審査員島 敦彦(国立国際美術館館長)
建畠 晢(草間彌生美術館館長)
*50音順

絹谷幸二賞(毎日新聞社主催)

「絹谷幸二芸術賞」(産経新聞社共催)の前身である「絹谷幸二賞」(毎日新聞社主催)は、2009年から2018年の10年間に計10回開催されました。

歴代受賞者

2009年第1回絹谷幸二賞
絹谷幸二奨励賞
福永大介
坂本夏子
「touch gys」
「Overflow」
2010年第2回絹谷幸二賞
絹谷幸二奨励賞
大谷有花
小沢さかえ
「黒井本-花色の対話-」
「世界は夢になり、夢は世界になる」
2011年第3回絹谷幸二賞
絹谷幸二奨励賞
桑久保徹
西田菜々子
「共同アトリエ」
「niwa/イン京都」
2012年第4回絹谷幸二賞
絹谷幸二奨励賞
後藤靖香
指田菜穂子
「床書キ原寸」
「ほろよい」
2013年第5回絹谷幸二賞
絹谷幸二奨励賞
橋爪彩
今津景
「Flora」
「Olive,Gray,Yellow」
2014年第6回絹谷幸二賞
絹谷幸二奨励賞
山下耕平
寺林武洋
「にんじん」
「箱」
2015年第7回絹谷幸二賞
絹谷幸二奨励賞
谷原菜摘子
久松知子
「汝、如何にして其の罪を償わん」
「日本の美術を埋葬する」
2016年第8回絹谷幸二賞
絹谷幸二奨励賞
柏木健佑
横山奈美
「いや、それは出来ない」
「逃げられない運命を受け入れること」
2017年第9回絹谷幸二賞
絹谷幸二奨励賞
西村有
サブリナ・ホーラク
「scenery passing」
「Vision」
2018年第10回絹谷幸二賞
絹谷幸二奨励賞
ユアサエボシ
盛田亜耶
「女性工員No.4」
「最後の晩餐-イエスの手」

絹谷幸二のコメント

2008年初めにコロンビアの日本大使館の依頼で、同国を代表する画家・彫刻家、フェルナンド・ボテロさん(1932年〜)の名を冠した美術コンクール「ボテロ賞」の選考委員を務めました。新進芸術家を顕彰する賞で、元気のいい作品が集まっていました。こんな形で若い人を応援できるのはいいな、と思ったことから、本賞の設立を考えました。 また、自分自身の経験も影響しています。私は31歳で安井賞を受賞しました。当時は、絵の具とキャンバスさえあればいいと思う一方、結婚して子供を授かった時期でした。生計もたてなきゃいけない。でも現実は、諸先輩から「君の絵で生活するのは大変だな」などと言われてばかりでした。それだけに受賞は「今後も頑張って絵を描けばいいよ」と背中を押されたような、最高の励ましになりました。若さゆえに冒険ができる世代に、時代を切り裂く作品を制作して欲しいと思います。——絹谷幸二*

*「人 生き方」(『産經新聞』2012年9月15日)

開催概要

主催毎日新聞社 主催、三井物産 協賛。絹谷幸二は資金協力のみ。
*毎日新聞社が過去に主催していた具象的傾向の作家の顕彰を目的とする安井賞が終了したことから、安井賞受賞者でもある絹谷幸二が、賞創設の提案を毎日新聞社に対しておこない、賛同していただきました。
目的若手画家を応援し、具象絵画の可能性を開くことを目的に設立。
対象当該年の12月末日現在、満35歳以下の画家。国籍は不問。
当該年(1月〜12月末日)に日本国内で開催の展覧会に出品された「具象的傾向の絵画」に限定。 筆またそれに準じる画材・身体を用い、紙やキャンバスに描いた絵画を基本に選考。
選考方法毎日新聞社が、若手が我の創作活動を継続的に追っている全国の美術学芸員や美術評論家、ジャーナリストらに推薦を依頼。回答をもとに、3人の選考委員が2度の審査を経て受賞者を決定。
※絹谷幸二は、賞の公平さを保つため、推薦・選考には一切関与しません。
発表毎年2月下旬頃、毎日新聞上で発表。贈呈式は同3月頃、東京都千代田区の学士会館で開催。受賞者には賞状と賞金。賞金は、本賞100万円、奨励賞50万円。